タロット占い

タロットカードのからくり|実は“当たる”よりも“気づく”ツール!

はじめに:タロットカードに「不思議」や「怖さ」を感じていませんか?

「タロットって本当に当たるの?」

「なんで引いたカードが今の悩みにぴったりなの?」

「死神のカードが出たら悪いことが起きるの…?」

そんな疑問や不安を抱いたことがある方は多いのではないでしょうか。

でも実は、タロットカードの“からくり”を知ると、怖さよりも面白さや深さに気づけるはずです。

この記事では、タロット占いの基本的なしくみ(からくり)を初心者さん向けにわかりやすく解説していきます。

読むだけで、カードの見方や心の向き合い方が変わるかもしれませんよ。

 


タロットカードの“からくり”は、実はとてもシンプル!

1. 偶然に見えて「意味のある偶然」=シンクロニシティ

タロットカードはシャッフルして無作為に引きますよね。

この“偶然”こそがタロットのからくりのひとつ。

でもここで注目したいのは、心理学者カール・ユングが提唱した「シンクロニシティ(意味のある偶然)」という考え方です。

「たまたま引いたカードが、今の自分にぴったりのメッセージをくれる」

それは、ただの偶然ではなく、潜在意識と繋がっているからこそ

つまり、カードを引くという行為を通じて、あなたの無意識が今必要な気づきを“選んでいる”とも言えるのです。

 


2. 絵柄や象徴が「心の鏡」になる

タロットカードには、神秘的で意味深なイラストが描かれています。

例えば、「塔」のカードは崩壊の瞬間を描いていますが、これは破壊ではなく再生の始まりを意味します。

カードの象徴やストーリーを通じて、自分の心の状態や感情を投影する

まるで心の鏡のように、「あ、今の私こういう状態かも」と気づかせてくれるのです。

 


3. 占い師の言葉より、自分の直感が大事

プロの占い師も大切ですが、実はタロットの面白いところは、自分でもカードを読めるようになること。

 

初心者でもカードの意味を学んでいくと、少しずつ自分の中にある直感や気づきが育っていきます。

 

タロットは「未来を当てるもの」ではなく、

「自分の内面に気づくための対話ツール」なんです。


よくある誤解とその正体

1.「怖いカード=悪い意味」ではない

「死神」「塔」「悪魔」など、怖い印象のあるカードもありますが、これらは変化・再生・執着の手放しなどを表すことが多いです。

 

「怖い=不幸」ではなく、「必要なメッセージ」として捉えると、見方が変わります。

 


2.「カードの意味を間違えたらどうしよう…」

初心者がよく感じる不安ですが、最初は正確さよりも感じ取ることが大切です。

 

カードの意味は辞書のように暗記するのではなく、「自分はこの絵から何を感じるか?」を大切にすると、自然と身についていきます。

 


タロットカードを活かすコツ

  • 1日1枚引く「デイリーカード」を習慣にする

     → 今日のテーマや心構えを知るのにおすすめ!

  • ジャーナリング(メモや日記)をセットにする

     → カードを引いたときの気持ちや出来事を記録すると、自分の変化がよくわかります。

  • 完璧を求めない!

     → 解釈がズレてもOK。大切なのは「感じたこと」。


まとめ:タロットのからくりは「自分を知るツール」

タロットカードのからくりは、スピリチュアルというよりも人の心のしくみに寄り添ったものです。

  • 偶然ではなく“意味のある偶然”

  • 心を映す鏡としての象徴

  • 自分との対話を促すツール

怖がらなくて大丈夫です。

 

タロットはあなたを傷つけるものではなく、あなたの中にある答えに気づかせてくれる優しいナビゲーターなんです。


最後に:まずは1枚引いてみよう

「難しそう…」と思わずに、まずは1枚、カードを引いてみましょう。

 


何を感じるか、どんなメッセージが浮かぶか。

 


その一歩が、あなた自身を知る旅のはじまりになりますよ。

  • この記事を書いた人

こあら

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